群馬県立館林美術館

本展出品作家の亀山知英 氏を講師に迎え、制作背景や出品されている作品についてお話をうかがいます。

亀山かめやま 知英 ともひでプロフィール

1962年、館林市生まれ。88年、創形美術学校研究科版画課程修了。95年、創形美術学校派遣研修員としてパリに渡る。
Cité Internationale des Arts滞在制作、97年満期終了。植物の花、種子などの部分を写実的に銅版画に彫り、版を組み合わせ、あるいは刷った版画を貼り合わせた作品を制作。2010年までパリを拠点に活動する。帰国後、館林市内で絵画・造形教室Petite Usineを主宰。
館林市内の古い建物を掘り起こして街を再発見する「館林Re-project」の企画実施に関わる。近年は主に、市内の家の廃建材を用いたブリコラージュによる作品を制作している。当館では、2012年「館林ジャンクション―中央関東の現代美術―」展で版画作品を出品、
2016年「大地に立って／空を見上げて」展で「館林Re-project」の紹介を行っている。

亀山知英《HI-TO-BI-TO-2022》より 2022年