開催終了 企画展
たてびレポート-開館20周年を楽しむ展覧会-
2021年9月18日(土) ~ 2021年11月7日(日)
群馬県立館林美術館は、今年で開館20周年を迎えます。本展では、コレクションによって美術館のこれまでとこれからを考えるとともに、アートを楽しむ展示を行います。
当館は開館以来の大きなテーマとして、「自然と人間とのかかわり」を掲げてきました。そこで、まず収蔵・寄託作品から動物や人、自然を表現した作品を中心に展示し、これまでの活動について振り返ります。そして、コレクションの広がりやこれからを考える機会として、今年度新しく収蔵した群馬県ゆかりの作家である山口晃の《深山寺参詣圖》を初披露し、作家へのインタビューにより深掘りした紹介を行います。
また、アートによって地域とのつながりや未来に思いを馳せるため、参加型の作品を制作する2名のアーティストによる展示を行います。古着を素材として作品を制作する安部泰輔は、会期中展示室内で公開制作を行います。言葉アートを開発し芸術表現を開拓する星素子は、会期前から館林市内で活動を行い、地域の方々から集めた素材によるインスタレーション作品の制作や、公開制作を行います。アート体験によって美術館や地域について知ったり、良さに気づく機会となれば幸いです。
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山口晃《深山寺参詣圖》 1994年 群馬県立館林美術館蔵
撮影:宮島径 ©YAMAGUCHI Akira, Courtesy of Mizuma Art Gallery -
カール・ブロスフェルト《ニワトコ》 1920年代
群馬県立館林美術館蔵 -
ラウル・デュフィ『動物詩集あるいはオルフェウスのお供たち』
(ギョーム・アポリネール著)より《猫》 1911年刊行
群馬県立館林美術館蔵 -
渡辺香奈《The River》 2012年 群馬県立館林美術館寄託 -
安部泰輔「ふたご森」会場風景
(夏のワークショップ プロジェクト2010「ふしぎの森の美術館」、
広島市現代美術館) -
星素子《地域参加型プロジェクト「中之条バトンをつくろう!」》
展示風景(中之条国際現代芸術祭2019)
- 会期
- 2021年9月18日(土)~11月7日(日)
- 時間
- 午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
- 休館日
- 月曜日(ただし9 月20日(月・祝)は開館)、9月21日(火)
- 観覧料
- 一般 620円(490円)、大高生310円(240円) ※( ) 内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料。
*10月28日(木)県民の日は無料 - 主催
- 群馬県立館林美術館
- 協力
- 館林市日本遺産プロジェクト、ミズマアートギャラリー