開催終了 企画展

北大路魯山人展

北大路魯山人展 食のこころ、器の楽しみ

2002年9月28日(土) ~ 2002年11月24日(日)

北大路魯山人(1883~1959)は、京都に生まれ、早くから書・篆刻で優れた才能を発揮し、世に認められた。食に強いこだわりを持っていた魯山人は、料理にはそれにふさわしい器が必要であるとの考えから、作陶の世界に入っていく。「星岡茶寮」の顧問兼料理人となった魯山人が北鎌倉に窯を設け、本格的な作陶活動を行うのは40歳を過ぎてからのことであるが、特定の師につくことはなく、古陶磁の研究と自らの見識によって、流派にとらわれない多くの作品を生み出した。闊達自在で創造性に富んだ魯山人の作品は、国内だけでなく海外でも高い評価を得ている。
本展は、世田谷美術館の所蔵作品を中心に、京都国立近代美術館の所蔵作品をあわせて、陶磁器、漆器や書、絵画の107点を展示することによって、魯山人の多彩な芸術世界を紹介した。また、あわせて会場には、出品作品に料理を盛りつけた写真パネルを参考展示した。
会場には陶芸愛好者をはじめ多数の入場者を迎え、改めて魯山人人気の高さをうかがわせた。

会期
2002年9月28日(土)~11月24日(日)
観覧料
一般800円(640円)、大高生400円(320円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名、県民の日(10月28日)に観覧される方は無料
主催
群馬県立館林美術館
協力
世田谷美術館

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