開催終了 企画展

20世紀の人間像

徳島県立近代美術館所蔵名品展 20世紀の人間像

2008年4月19日(土) ~ 2008年6月15日(日)

  20世紀の美術の歩みは、二度の世界大戦をはさみ、造形の革新と伝統への回帰の間を揺れ動き、さらに「美術とは何か?」と言う根源的な問いかけを重ねてきました。その歴史の中で人間像はどのように現れてきたのでしょうか。
本展は、1990年に開館し、20世紀以降の美術における人間像を作品収集のテーマとしている徳島県立近代美術館の全面的なご協力を得て、そのコレクションから平面・立体等約100点をご紹介し、この問いに応えようと試みたものです。ピカソ、ダリ、ウォーホル、鳥海青児、麻生三郎、奈良美智など約80作家による多彩な人間像を、造形の可能性をくみつくす「身体による造形の探求-フォーヴィスム・キュビスム以後」、無意識の領域を探査する「無意識の身体・未知なる身体-シュルレアリスムを経て」、消費され、分断される、「人間の記号化-ポップな人体」、社会に規定される身体「社会と人間-戦争とジェンダー」、作家それぞれが身体の具体性を取り戻そうとする「それぞれのリアリティを探して-身体性への回帰」という五つのテーマに分け、さらに「子どもの情景」のコーナーを加えて構成しました。

会期
2008年4月19日(土)~6月15日(日)
前期 4月19日(土)-5月18日(日)、後期 5月20日(火)-6月15日(日)
観覧料
一般800円(640円)、大高生400円(320円)
※( ) 内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
主催
群馬県立館林美術館
協力
徳島県立近代美術館

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