開催終了 企画展

植物画の世界

植物画の世界-高知県立牧野植物園所蔵作品を中心に-

2005年4月16日(土) ~ 2005年6月12日(日)

西洋および日本の近現代に、植物学の研究に伴い、科学的な正確さと美しさの双方を追及して描かれた植物画の歴史を、牧野富太郎博士による自筆原画ならびに彼が収集した江戸時代の植物画・本草書の大コレクションに、荒俣宏氏旧蔵の西洋の植物画が加わった高知県立牧野植物園の所蔵作品を中心に紹介しました。ルネサンス時代の木版画、17世紀のヴァインマン『美花図譜』や19世紀初めのソーントン『フローラの神殿』やルドゥーテのバラ図に代表される華麗な手彩色銅版画、ならびに江戸後期の植物図譜、明治の牧野富太郎の植物原画、そして現代の植物画など、258点の植物画による好奇心に溢れた世界を西洋と日本の2章に分けて構成しました。前後期に分けて一部の作品を展示替えし、書籍12種についてはページ替えを行い、前期206点、後期206点を展示いたしました。

会期
2005年4月16日(土)~6月12日(日)
観覧料
一般800円(640円)、大高生400円(320円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

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