開催終了 企画展

水に浮かぶ島のように

水に浮かぶ島のように-群馬県立館林美術館の20年

2021年4月24日(土) ~ 2021年5月15日(土)

北に多々良川、南西には日本遺産のひとつに認定された多々良沼が位置する、広々とした平地に建てられた群馬県立館林美術館は、まもなく開館20年を迎えます。水田と麦畑が知らせる季節の移り変わりを背に、美術館へと向かうアプローチには、段々に水が流れるカスケードがあり、フラナガンの《鐘の上の野兎》に出会い、私たちはいつもと少し違う空間へと導かれてゆきます。
「自然と人間」をテーマに収集された作品は現在1200点を超えました。そして収蔵品や館のテーマに触発されて数々の企画展を開催、テーマと収蔵品と企画展の3つは分かちがたく結びつきながら時を刻んでいます。
ポンポン、クレー、ピカソ、シャガール、ウォーホル、南桂子、藤牧義夫、戸谷成雄・・・。ポップで親しみやすい県立館林美術館の収蔵品の中から選りすぐりの約100点を、この美術館ならではの5つの章構成によって紹介します。また、建設当時の美術館や企画展の記録写真、毎日チェックした新聞・雑誌の切り抜きなどを基に作った年譜によって、美術館の20年を振り返ります。

  • パウル・クレー《子どもたち》1929年 群馬県立館林美術館
  • 大岩オスカール《パン・デ・アスーカル》1995年 群馬県立館林美術館
    大岩オスカール《パン・デ・アスーカル》1995年 群馬県立館林美術館
  • エドワード・バーン=ジョーンズ『フラワー・ブック』より 「ヤコブの梯子」1905年刊 群馬県立館林美術館
    エドワード・バーン=ジョーンズ『フラワー・ブック』より
    「ヤコブの梯子」1905年刊 群馬県立館林美術館
  • フランソワ・ポンポン《ヒグマ》1918-26年 群馬県立館林美術館
    フランソワ・ポンポン《ヒグマ》1918-26年 群馬県立館林美術館
  • モイーズ・キスリング《青い花瓶のミモザ》1948年 群馬県立館林美術館
    モイーズ・キスリング《青い花瓶のミモザ》1948年 
    群馬県立館林美術館
  • 鶴岡政男《春の野》1976年 群馬県立館林美術館
    鶴岡政男《春の野》1976年 群馬県立館林美術館
会期
2021年4月24日(土)~6月13日(日)
時間
午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
休館日
月曜日(ただし5 月3日(月・祝)は開館)
観覧料
一般620 (490円)、大高生 310 (240円)  ※( ) 内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料。

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