開催終了 企画展

霊気を彫り出す彫刻家 大森暁生展

2024年7月13日(土) ~ 2024年9月16日(月・祝)

大森暁生(1971~ )は、動物や鳥を主なモチーフに、写実表現と幻想性をあわせ持った作品を制作する彫刻家です。カラスの舟、月夜にたたずむ架空の生き物、角を生やした狼や象。大森は「誰も見たことがないもの」を求める心が創作の原点であると語っています。そこから生み出された作品は、純粋で静謐な意志を宿し、「霊気」とでも呼ぶべき気配を帯びています。この展覧会では、人物や動物像をはじめ、鏡の効果を用いた「in the frame」シリーズ、ファッションブランドとのコラボレーション作品など、これまでの制作の軌跡に最新作を加え、木彫や金属による彫刻約100点を作家の言葉とともにご紹介します。

展覧会チラシPDF

  • 1.《ぬけない棘のエレファント》 1999年 作家蔵
  • 2.《森神―Silver back―》2023年 作家蔵
  • 3.《死に生ける獣―Babirusa―》 2007年 個人蔵
  • 4.《光の肖像―エリザベスカラーのまいたけ―》 2017年 作家蔵
  • 5.《Gothic Casa Blanca》2007年 個人蔵
  • 6.《Swan in the frame(Type-A)》 2005年 個人蔵
  • 7.《月夜のJackalope》 2010年 個人蔵
  • カラスの舟は昇華する
    8.《カラスの舟は昇華する》1996年 作家蔵
  • Photo: 1 Kei Okano/2~7 Katsura Endo/8 D.B.Factory ©AKIO OHMORI
会期
2024年7月13日(土)~9月16日(月・祝)
時間
午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
休館日
月曜日(7月15日、8月12日、9月16日は開館)、7月16日(火)
観覧料
一般 830 (660) 円、大高生 410 (320) 円 *( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
※群馬県在住の65歳以上の方は平日のみ2割引き
主催
群馬県立館林美術館、株式会社新生堂
協力
一般財団法人そごう美術館

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