開催予定 企画展

Dear Animals and Plants ―親愛なる仲間たち―
2026年1月17日(土) ~ 2026年4月5日(日)
動物と植物は私たち人間と同じ地球に生きる生命体です。人間は自分たちとは異なる存在の彼らを発見し、観察し、その性質を知り、時にはその生命を育み、奪ってもきました。そうして、はるか昔からの長く深い結びつきの中で、驚きや好奇心、親しみ、愛情、怖れといった眼差しで彼らを見つめ、美術に表現してきたのです。
本展では、未知なる生命の姿形を正確に描こうとした博物誌や植物図譜、そして宗教や神話、様々な伝説と結びついた表現、さらには自然の驚異とも言うべき形や色にインスパイアされ、またはその本質をとらえようと生み出された造形作品など、私たちに身近で、親しい仲間ともいえる動物と植物にまつわる豊かな美術の世界を、当館コレクションの絵画、版画、彫刻、写真などの約70点で紹介します。
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J.-J.グランヴィル
『生きている花々』より 《スイセン》 1847年刊
スチール・エングレーヴィング、手彩色・紙
群馬県立館林美術館蔵 -

ヘンリー・ムーア 《馬の頭部》 1982年
ブロンズ 群馬県立館林美術館蔵 -

猪熊弦一郎 《猫と魚》 1953-1954年
油彩・カンヴァス 群馬県立館林美術館蔵
©The MIMOCA Foundation -

モイーズ・キスリング 《青い花瓶のミモザ》1948年
油彩・カンヴァス 群馬県立館林美術館蔵 -

西村盛雄 《甘露の雨:マナ10》2002年
木 群馬県立館林美術館蔵
©Morio Nishimura -

山口啓介 《花の心臓 / 被子植物の空気柱》 2003年
顔料、樹脂・カンヴァス 群馬県立館林美術館蔵 -

オリヴァー・ゴールドスミス著 『地球と生物の歴史』より 1824年以降刊
エングレーヴィング、手彩色・紙 群馬県立館林美術館蔵 -

ラウル・デュフィ
《アポリネール 『動物詩集あるいはオルフェウスのお供たち』》より
「クジャク」 1911年刊 木版・紙 群馬県立館林美術館蔵
- 会期
- 2026年1月17日(土)~4月5日(日)
- 時間
- 午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
- 休館日
- 月曜日(2月23日は開館)、2月24日(火)
- 観覧料
- 一般620円(490円)、大高生310円(240円) *( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
※群馬県在住の65歳以上の方は平日のみ2割引き - 主催
- 群馬県立館林美術館




