彫刻家のアトリエ

Sculptor's Studio

別館(外観)

別館(外観)

ポンポンは、1877年から亡くなるまで、パリ、モンパルナス地区のカンパーニュ=プルミエール通りに住み、アトリエとしていました。アトリエのあった建物は現存しないことから、当館の別館の建物は、ポンポンの生まれ故郷であるブルゴーニュ地方の農家をイメージして建てられました。天井の梁や扉は、外国から古材を輸入しています。

「ポンポンのアトリエ写真(パリ、カンパーニュ=プルミエール通り3番地)」1933年

「ポンポンのアトリエ写真(パリ、カンパーニュ=プルミエール通り3番地)」1933年

「彫刻家のアトリエ」

「彫刻家のアトリエ」

別館内の「彫刻家のアトリエ」は、1933年のポンポンの死後直後に撮影されたアトリエの写真をもとに、彫塑台や家具など、ポンポンのアトリエに由来するオリジナルの資料と、制作した模刻品またはアンティーク品などをあわせ、ポンポンのアトリエを再構成したものです。

左:別館エントランス(《大鹿》1929年(1976年(?)鋳造))右:「彫刻家のアトリエ」資料展示

左:別館エントランス(《大鹿》1929年(1976年(?)鋳造)) 
右:「彫刻家のアトリエ」資料展示

当館では、ポンポンのアトリエに残されていた多数の資料(型、道具類、家具、写真、手紙、絵はがき、手帳、名刺、雑誌・新聞の切り抜きなど)を収蔵しています。これらを「彫刻家のアトリエ」にて一部を常設展示し、さまざまなテーマを設けてケース内でも詳しく紹介しています。

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